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活動報告

2024.08.04

ものづくり・匠の技の祭典2024

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  • #イベント

東京都主催「ものづくり匠の技の祭典2024」が8月2日(金)~4日(日)の3日間、東京国際フォーラムで開催されました。
帝国華道院は8月2日(金)に次の2つの催しを実施いたしました。


◆いけばなデモンストレーション(特設ステージ)
「植物に語らせるもの ~日本の美学の礎~」
草月流 秋山美晴先生 14:00~14:30

秋山先生はまず初めに、草月流の基本的ないけばなの考え方の3要素である「線」「色」「塊」をテーマ校正とした3作を、スタッフの方と同時に展開されました。

その後は、森の中を涼しい風が吹き抜けていく様子をイメージしたという合作を展開。こちらは「疎」「密」を意識した構成の大作でした。

最後は、自宅で花を飾る時にも「線」「色」「塊」の3つを意識していただきたい、という言葉で締めくくられ、会場は大きな拍手に包まれました。

この様子は「ものづくり匠の技の祭典」の公式Youtubeで配信されています。
(初日のステージをすべて撮影した大変長い動画です。4時間14分過ぎから約30分間がデモンストレーション内容です)
  

 


◆いけばな体験教室(会場内茶室)
指導:武藤理春副理事長(午前)、松坂香鞠理事(午後)

会場内に設えられた、匠の技が結集された茶室「匠創庵」において、昨年に引き続き今年も体験教室を開催いたしました。

午前の部、午後の部、それぞれ開始10分前から整理券をお配りし、6名ずつ4セッション、午前午後合計で48名の方に水盤と剣山を使って「いけばな」の基本を体験していただきました。

まず、タマスダレでいけばなの基本構成である三角形の空間を構成。その中に夏の代表的な花材のヒマワリ、スターチスを合わせて完成。
親子や若い男性の参加者も見られ、幅広い層に「いけばな」を楽しんでいただく機会となりました。

◇「ものづくり・匠の技の祭典2024」の詳細は以下のウェブサイトからご覧いただけます。
https://www.monozukuri-takumi-expo.tokyo/

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